昨日、WRS2020福島大会が終了しました。
南相馬の企業が1から作り上げたロボット「MISORA」で何とか初出場、準優勝という結果を出すことができました。
弊社は、このロボットのコントローラコンセプト設計、製造から組み立てプログラミング、制御仕様決定などを行いました。
決勝戦で動画を確認しましたが、競技開始から2分くらいですぐに動いております。
MISORAは機械学会会長賞、事業化賞もいただきました。
機械学会賞はコンセプトに革新性がある他と被らない部分が評価されたと思っております。
また、事業化賞は南相馬市企業の高い製造能力によって作られたMISORAが市販レベルのロボットであることを証明してくれたと感じております。
大会で上位に行くことは重要ですが、製品として評価してもらうことがものづくりに携わる1人としては本当に嬉しいです。
MISORAは大会中、主要部品の大きな破損もなく動作不能に陥ることもなく無事に全ての競技を行うことができました。
操作は小高産業技術高校の生徒2名が行い、わずか5時間足らずの練習で大会に挑みました。
それでも高い操作技術を駆使できたのは2名のセンスと退会休憩時間中も模型のMISORAを使ってコースのシミュレーションをした結果だと思っております。