JAEA殿が企画している無人測定船に搭載する、海底の泥を取ってくる「採泥機」の接続試験を茨城県のJREC殿の工場で行いました。
JREC殿の装置は放射線の測定や観測用水中カメラ、水質解析用の機器などが取り付けられているケージで、そこに採泥機を取り付ける形になります。
採泥機は、JREC殿の設備の一部になり、ネットワーク上から操作を行えるようにしました。
PLCにWEBサーバ機能を実装し、クライアントPC(タブレット、スマホなども含む)から操作できます。
操作画面はこの様な感じで、採泥作業を8本の採泥管を交換しながら行いますが、「ステップ動作開始」ボタンを押すことで、順序立てて作業が行えるようなっております。
また、装置のサーボモータの状態は画面下に表示されており、異常があった場合にはすぐにわかる様になっています。
今週末に船に搭載するクレーンと接続する試験を行い、来週には実際に松川浦にて採泥試験を行う予定です。
装置全体の写真も撮影しておりますが、まだ公開できないので時期が来たら掲載したいと思います。