小高産業技術高等学校機械科でマイスター授業を行いました

 あと1回を残したマイスター授業を小高産業技術高等学校で行いました。
私の担当分が終わると今度は先生が同じ内容の授業を2班に対して行うようになります。
 マイスター授業は生徒のみならず先生も同じく学び、それを後に伝えるという目標も持ちました。

機械科の授業でしたが、そこに電線の加工(ハンダ、端子台、端子暑着など)も含み、電子部品の配線、半田付けから、プログラミングまでを行いました。

 生徒に「授業は濃かったかい?」と聞くと「すごい濃い(涙)」と返事が返ってきました。
まあ、小高産業技術高校で学ぶ学科のほとんどを網羅した授業なので濃いと思います。
 しかし、実社会に出るとさまざまな経験を要求されるので高校生の時に1台のロボットを1から組み立てて制御までするという体験はとても良いと思います。

 みんなには「辛い時はバイトだと思って頑張って」とよくわからないエールを送りましたが職業人としてお金をもらうようになるということはめんどくさい仕事もやらなければならないこともあり、今回はそこも学んでもらえたらと思いました。

 とはいえ、「休み時間は休め、トイレに行きたい時は授業中でも我慢するな。そういうのを認めない会社はブラックだから気をつけろ!」と教えましたが。

 心が壊れるような仕事はしなくていいのです。

 

これは、実際に生徒にプログラムを作らせて箱の障害物を迂回して前進する動作をさせました。
 単純そうな動きでも実際に作るとまっすぐ走らなかったり距離が多かったり足りなかったりして難しいみたいです。
 自分の予測したものをプログラミングして実際の結果をフィードバックして修正して正解に近づけるのがプログラミングなので、間違った人ほど学ぶことも多いと思います。

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